【福島の子供たち】いつになったらほうしゃのうは、なくなりますか?僕は大人になれますか?

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【福島の子供たち】いつになったらほうしゃのうは、なくなりますか?僕は大人になれますか?今日3月19日、子供が無事に卒園式の日を迎えました。
2年前は桜が満開だった園庭で、今はまだつぼみのままの桜の木を眺めながら子供たちの成長をうれしく感じる事のできる一日でした。

medium_442079633 こうした人として当たり前の出来事が、あの日以来、違ったフィルターを通して見えてしまうのです。

今日の東京新聞の一面、福島にとどまる小中学生 放射線「気にする」32% という見出しが目につきました。


放射線、事故後に認識32% 福島の小中学生調査


 東京電力福島第1原発事故で避難し、福島県内にとどまる小学5年と中学2年への共同通信アンケートで、回答した225人のうち72人(32%)が「事故後初めて放射線を気にしながら生活している」ことが18日、分かった。

「事故前から気になっていた」のは3人(1%)。一方で、今でも放射線を「気にしていない」のは138人(61%)に上り、大人の世代によってつくられた「安全神話」の中で、原発が身近な子どもの複雑な心中が浮き彫りになった。

県外避難への思いとして「仕方がない」(34%)、「戻ってきてほしい」(31%)がほぼ同じ。


(共同)東京新聞 3/19朝刊


この記事を読んでどのように感じましたか?

僕は、福島県内の子供たちの68%が気にしていないということに驚きました。

小学5年生と中学2年生という年齢の子供たちとは、どれだけ情報にアクセスできるのでしょうか。大手の新聞やテレビは安全神話をいまだに引き継ぐような報道をしている現在、大人でさえ誰の言っていることが本当なのか、判断が難しい状況です。

そのような状況下で一般的には情報弱者と言える子供たちがどれだけの知識を仕入れて放射線の影響を判断できるというのでしょうか。


本来、この年代の子供たちは線量の事など気にせずに、思いっきり外で転げ回って土と砂にまみれて遊び、親が作ってくれた食事をお腹いっぱいに食べていれば、それだけでいいはずなのに、放射線を気にしながら生活している子もいれば、気にならないといいながら、でも1年前と同じじゃないんだよなと内心思いながら暮らしているという、なんともやりきれない現実があるわけです。

そんな事を思いながら、先日図書館で借りてきた一冊の本をめくりました。

そこにはこんなことが書いてあります。ちなみにこちらは避難した子供たちの声です。

>菅そう理大じんへ

僕は、しょうら来サッカー日本だい表になりたいです。
でも今の福島では、いっぱい練習できません。
いつになったらほうしゃのうは、なくなりますか。

僕は大人になれますか?

早く外であそびたいです。
家ぞくがはなれてくらすのもいやです。
友だちとはなれるのもいやです。
どうか僕たちをたすけてください。

福島市 小3 男の子

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ぼくのこわいもの

つなみ じしん ほうしゃのう ライオン おかあさん おばけ 

1ばんめにこわいのは つなみ
ぜんぶながされちゃうから

2ばんめにこわいのは じしん
ゆれるとこころがドキドキするから

3ばんめにこわいのは ほうしゃのう
しんじゃうかもしれないから

しんじゃうのはいやだ
ひとりぼっちはさみしいから
みんなとなかよくすごしたい

福島市 小1


福島の子供たちの手紙 〜ほうしゃのうっていつなくなるの? KIDS VOICE編より引用



同じ日本に住んでいながら、こんな思いで毎日すごしているなんて、もう言葉がありません。

原発は日本を分断する存在です。家族を友だちを子供たちの将来を夢を・・・

こんな状況を作っておきながら再稼働に動く大人たちの一人にはなりたくありません。

見て見ぬ振りをするのはもうやめましょう。



photo credit: jpellgen via photopin cc



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