給食食材検査をもっと厳しく!被ばくに安全ラインなし

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給食食材検査をもっと厳しく!被ばくに安全ラインなしどうも!Marcoです。
学校給食の心配事をまとめました。まずは次の動画を御覧ください。
▼2011/9/20 横浜市会 太田正孝議員 討論(平成22年度決算特別委員会)



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はじまる給食の検査

375611047_f2cb0f0bc3 埼玉県内では各自治体による小学校などのホットスポット調査が徐々に始まっていますが、もうひとつの懸念事項である給食についても、徐々に独自の検査体制が構築されようとしています。

埼玉県北本市でも、2011年11月10日より毎日午前中にその日の食材を検査し、市のホームページでその値を公表するようになりました。(北本市のホームページはこちらから)

今のところ検出された食材はありませんが、どのくらいの期間こうした取組が必要なのか、心配の種はつきませんね。


すり抜ける食材

今まで国・県、そして各自治体とも、市場に出回っている食材は安全とのスタンスで独自の検査を行ってきていませんでしたが、横浜市で汚染牛肉が給食に混入していたニュースをはじめ、いくつかの自治体でこうした事例が報道されています。

横浜市立小の給食、汚染牛24キロ使用
2011年8月25日 朝日新聞

学校給食の牛乳からセシウム検出、武蔵野市が急遽提供を中止 
2011年10月28日 東洋経済

東日本大震災:生シイタケにセシウム 給食に使用中止 
2011年11月3日 毎日新聞


しかし、原発事故はもう収束したかのような世の中の空気感からなのか、あまり気にする人が少ない事が気になります。

「気にしすぎは、それはそれで別の病気になるよ」

という言い分も一理ありますが、あまり根拠もなく安全と思い込むには、まだまだ時期が早いのではと思う今日この頃なのです。

はたして風評被害なのか

食品に関する話題には必ずついて回るキーワードが、
「風評被害」
農家の人たちを思いやればこその言葉なのかもしれませんが、実際には「目の粗い網でフルイをかけている現状の調査方法」では、「危険」とは言い切れない、だけど、「安全」とも言い切れないというのが現状ではないでしょうか?

現在のサンプル調査では、網の目をすり抜けてくる方が圧倒的多い訳ですから、風評被害なのかどうかすら評価できないのです。

こうした状況なので、色々と調べている「放射能を気にしている人」は心配が尽きないのです。

逆にいうと、「放射能を気にしている」意識の高い人たちが調べに調べて
「大丈夫。安全だよ!」
という情報を発信するようになってくれば、本当に安全が確認された状態といえるのではないでしょうか。
しかし残念ながら、まだまだ、そのような状況ではありません。

子ども達には安全第一で!

当サイトの基本的なスタンスは、
「生産者と消費者は対立関係ではない。ともに知恵を出してこの苦境を乗り越えていくべき。」

その意味では、今はまだ暫定規制値に対する暫定対応として、汚染された食品が極力子供たちの口に入らないように努力をする時期と思っています。

そして子供たち以外の大人は、どうやって被災地の一次産業を守っていくかを考えて行動する時期でもあります。

被災地の方の苦境を思えば、「食べて応援キャンペーン」も全国民で支援する企画だとは思いますが、今はまだ、子供たちは別だと考えるべきでしょう。

7月でしたが、前農林水産副大臣の篠原さんも、
「農林水産省は、福島を食べて応援キャンペーンをやっておりますが、これは子供たちにはあてはめるべきではない」
と言っていました。

前厚生労働副大臣の大塚さんも
「全品検査できるわけじゃないんですね。サンプリングですから。そういう風に考えると、規制値を超えたものが、まったく流通していないということを、残念ながら我々も確信できる状況にはありません。」
という発言をしています。

つまり、政府中枢の当事者たちも、子供に関しては安全ではないという事を認識しているのです。


先日、安全宣言の出された福島県のお米から暫定基準値を超える値が検出されたと大騒ぎとなりましたが、そもそも作付け禁止のエリアを設けて栽培自体を規制し、収穫時には予備検査と本検査という多重のチェック(そういえば原発の5重の壁も役立たずでしたね)をしたにも関わらず、出荷が終わってから規制値越えが見つかったというこのニュースは、生産者にも消費者にも最悪のタイミングでの発覚となりました。

生産者にしてみれば、風評被害の払拭に希望を見出していた矢先だったでしょうし、消費者にしてみれば、やっぱり安全ではないんだという思いを強くしました。

さらに言えば、「やっぱりお米だけでなく、他の食品も検査の目をすり抜けて出回っているのでは?」と、改めて疑いの目で見なくてはならないキッカケを与えてしまいました。

この報道を受けて、福島県の農家の方がこんなブログを更新しています。(農家の婿はこちらから)


正しく調べて、正しく伝えることが大事

福島第一原発事故にまつわる様々な事象には嘘が多すぎました。もう誰が本当のことを言っているのか分からなくなってしまっています。

なので今更エビデンスもなしに「安全です!」と言う人や組織は、とりあえず疑ってかかるしかない、まさに誰もがオオカミ少年状態なのです。

このオオカミ少年状態を脱するには、放射線量調査と同じく、
「正しく測り、正しく伝える」
というシンプルな事を地道にやっていくしかないのではないでしょうか。


あっ、給食についてはもうひとつ出来る事がありますね。
測る前に「省く」と言うことが考えられます。

つまり、献立をたてる際に汚染されている可能性が高い食材を極力省くということです。栄養士の先生が献立を考える段階で防ぐという事ですね。
世の中の放射能を気にするお母さんたちはすでに実践していますよね。

じゃあ何を省くんだという声もあるでしょうが、厚労省の食品調査結果などから、放射性物質が検出されている傾向の高い食材を目安に、同じような生育をする種や同じような環境で育つものなど、想像力を働かせることです。あとは誠実な専門家の出番ですね。


すでに「牛肉」や「きのこ類」を献立から外すなどの取組を実施している自治体も多くなっていると思いますが、すべての教育委員会や栄養士さん、そして給食関係者の方の意識が同じではありません。
まだまだ「なんでそんな事するの?それこそ風評被害では?」と思われている方も多いと思います。
また、もしかすると仕入ルートなどに大人の事情があるのかもしれません。
でもそこは非常時ですから、今度は政治を生業とする人が頑張ってください。

子供の口に入るものだからこそ、またまだまだ事故の影響が絶対安全と言えない時期だからこそ、関係者の方がアンテナを高く張り、より安全サイドに立った行動を取っていただけることを望みます。


最後に11月20日東京新聞の以下の記事を載せておきます。



※このエントリーは2015年5月17日に加筆・修正しました。

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