埼玉の除染基準は地表1cm!各地で始まるホットスポット調査

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埼玉の除染基準は地表1cm!各地で始まるホットスポット調査kobaton_bn
どうも!Marcoです。
ようやく埼玉県が重い腰をあげて除染の基準を発表しました。

学校や公園は地表から1センチメートル

国の基準となっている地表から1mで1μSv/hよりは厳しい数値設定となりました。
このエントリーでは各地で始まったホットスポット調査の除染基準にスポットを当ててみます。

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学校・公園の測定は地表1cmの独自基準

しかし各市町村では独自基準を設けて、ホットスポットの調査や除染に動き出しているため、高めの数値設定となっている自治体は見直しを求める声があがるのではないでしょうか?

公園なども独自基準で268施設

東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射性物質拡散問題で、上田知事は16日の記者会見で、局所的に放射線量が高い「ホットスポット」対策として、埼玉県所管の施設での放射線量低減化に関する独自方針を発表した。

国の基準では、放射線量測定は地表から高さ1メートルと定められているが、県は、学校などでは原則、これよりも厳しく、高さ1センチに設定する。

子どもの健康面への配慮に加え、安心感を確保する狙いがある。県と県教委は来年2月まで、県立学校や公園など268施設を対象にホットスポットの有無について、全面調査を実施する方針だ。

国の「放射線測定に関するガイドライン」は原則、地表から高さ1メートルで測定し、放射線量が周辺より毎時1マイクロ・シーベルト以上高い値を検出した場合、ホットスポットとして除染するよう、自治体に求めている。

これに対し、県の独自基準は、子どもが過ごす可能性が高い場所について、原則として高さ1センチで測定するようにする。地表に近いほど、放射線測定の精度が上がるためだ。144の県立高校と、34の特別支援学校は、国の基準ではそれぞれ高さ1メートルと、50センチだが、いずれも1センチに統一する。

30の県営公園、60の博物館、児童相談所などの県施設については、小学生が利用する場合の国基準は高さ50センチなのに対し、県は今回、高さ1センチとする。県は、芝生や砂場、滑り台などの遊具周辺などで、子どもが寝ころんだり、じかに触れたりすることを想定している。ただし、子どもが立ち入らないような場所では、国の基準を維持する。

これまで県は除染の方針について、「県に国以上の科学的知見はない」として、県独自の基準作りに慎重な立場だった。しかし、10月以降、三郷市などで複数のホットスポットが見つかったことで、不安を訴える住民の声が相次ぎ、2週間前から方針転換が検討されてきた。

「周辺より毎時1マイクロ・シーベルト以上高い」という国の基準には従い続ける一方で、国から自治体に運用が委ねられている測定方法で、独自色を出すことにした。「高さ1センチ」という最大限の県の努力を示すことで、測定作業への信頼感を築くのも狙いだ。

また、県は市町村の支援策として、放射線量の測定機器を貸し出す。これに伴い、7月から県内116か所で2週間に1回行っている定期測定を23市町村・24か所に集中させる。

(2011年11月17日  読売新聞)


子供の生活を考えると、空間線量を地表1メートルで測定するというのは、あまり意味がないのでは?というのが個人的な思いです。

自分で線量の測定を行っていると分かるのですが、ホコリ溜まりや砂ぼこりが集まる場所が、相対的に高い値が出ます。そのような場所のホコリや砂埃は、非常に軽く、細かいのが特徴です。

つまり、風で再び舞い上がるだろうし、雨が降れば低い場所に移動していくのです。
そしてまたその場所には別の場所から放射性物質が集まってくるのです。


このホコリ溜まりや砂ぼこりは地表にあるのです。

1メートルが子供の口の高さだからと言うけど、そこに捕われると、いつまでたっても危険な場所を見つける事ができません。
誰も経験のないことですから、どんどん経験を蓄積して、早く効果的な除染方法が確率されればと思います。

除染の目安は何マイクロシーベルト?

同じ埼玉県内でも各市町村の除染の目安はバラバラです。
しっかりと根拠を明示して取り組んで頂きたいと思います。
埼玉県各市町村の除染基準が一覧で新聞に出ていましたので紹介します。



みなさんの地域の除染基準はいくつでしたでしょうか?

ちなみに、この東京新聞の記事によると、北本市の目安は0.6μSv/hとなっていますが、僕が市の担当者と話した時は、0.23μSv/hと言っていました。

この辺の情報が錯綜していることが市民の不信感につながる原因となっています。
0.6μSv/hでは法的な基準である年間1mSvを上回ってしまうため、 高すぎるんですよね。

年間換算値計算法(出典:国際放射線防護委員会)

((測定値×8時間〔屋内〕)+(測定値×0.4〔屋内換算〕×16時間〔屋内〕))×365日÷1000〔単位をミリへ直す為〕=年間換算値(mSv/年)

測定値0.60の場合、年間 3.154 mSv
測定値0.23の場合、年間 1.209 mSv
測定値0.19の場合、年間 0.999 mSv


これは外部被曝だけの計算となっています。しかし実際には食べ物と飲み物からの内部被ばく
があることを考慮しなければなりません。

そして年間1ミリシーベルトとは、大人が我慢できる設定値であり、子供は大人の10倍の放射線への感受性があること、さらに、内部被ばくは外部被曝の数百倍影響が出ると言っている専門家も多数いる事を情報として仕入れておく必要がありますね。


※このエントリーは2015年5月17日に加筆・修正しました。

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