【再拡散】冬に向けて子供たちの為にできること – Part3

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【再拡散】冬に向けて子供たちの為にできること – Part3昨日は埼玉県北本市内の小学校で地上10cmで1.13μSv/hの高い数値が測定されたという記事を書きました。そしてさすがにこの値を放置したまま子供を学校に通わせる訳には行かないと思い、市役所に再測定と今後の対応をお願いしてきた後日談となります。

結論から言うと、北本市所有の測定器 GammaRAEⅡR(RAEシステムズ社)にて再測定しました結果

雨樋のとば口、地上から 
5cm 1.15μSv/h 
50cm 0.90μSv/h

という高い線量が測定されました。

これまで埼玉県中南部は首都圏の中でも比較的線量は低いと思われてきましたが、学校の屋上に降り注いだ放射性物質が十数本ほどある雨樋の1本に集まるとこのくらい濃縮されるということです。

この場所は学校のビオトーブに水を引き込むように配管が取られており、直接地面に水が流れてくるように改造されているものでした。この配管のとば口近辺が高濃度となっていました。

当然誰もその場所に放射性物質があると想像力を働かせていませんでしたから、子供たちは7ヶ月という長期間その場所で生活していました。私は5月の段階で雨樋下や側溝を調べてくれと市側と学校側にお願いをしてしたのに、埼玉県が測定しているモニタリングの数値が落ち着いてきた事、また市が測定を始めてからは、校庭中央を測って低い数値(0.06〜0.10くらい)のため、他の場所は測らないと突っぱねられていました。

そうした経緯があっての今回の1μSv越えです。腹立たしくてしかたありません。

さらに紙一枚を敷いて直置きしてみると2μを超える値となりました。
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幸い、周囲の空間線量は0.08μSv/hくらいで落ち着いていますので、高線量の部分の土をはぎ取り、このビオトープ周辺を立ち入り禁止にすることで当面は対応できそうですが、これが氷山の一角かと思うとやりきれない思いがあります。今後はこうした場所を発見すべく市内をくまなく測定してくれるようですが、何ぶんもうすぐ事故から8ヶ月です。何を今さらということです。

今回の事例から柏市で57.5μSv/hという高濃度の汚染が見つかったというニュースも空間線量と照らし合わせるとあり得ない話ではないのかも知れません。北本市は同じ小学校の校庭中央部は0.07μSv/h前後の値で落ち着いています。

一方柏市の空間線量は10月に入ってからも0.2〜0.3以上という高い値となっています。こうした場所の雨水が集まって行く側溝などはどんどん濃縮されて濃くなって行くのでしょう。こうした特徴と傾向をつかみ対処していくことが、今後は求められています。
以下に測定後、備忘録として書き起こし市側に送信した文書の一部を貼付けておきます。

今後同じように行政や学校などと対応する際の参考となれば幸いです。

<学校の高線量の場所について>

学校裏庭ビオトーブに直結している雨樋の周辺付近が、私の手持ちの簡易測定器で1.13μSv/hと測定されたため、念のため、市役所側でも測定頂き、同じく高い値が出た場合は、速やかに処置をお願いしたいと申し入れました。

この件については、本日(10/24)11:00頃より、○○様、△△様、□□様(?)にて、私が立ち会いのもと、再測定頂きました。

その結果、とば口地上5cmで1.15、50cmで0.90 と高い値が計測されました。

また、学校内のその他の主な場所の測定値は大体以下の通りでした。

ウサギ小屋周辺 雨樋下5cm 0.40 50cm 0.14

入り口のスロープ周辺 5cm 0.25

階段脇周辺 5cm 0.34

正門側溝 0.25

特に高い値が測定されたビオトーブ周辺は土をはぎ、立ち入り禁止区域を設ける事で対応する事とします。はぎ取った土は学校敷地内に埋める事となります。

それ以外の場所は学校側と協議の上、砂や土をはぎ取り、安全を確保する対策を取ります。

生徒や家庭への周知方法は危機管理担当様で持ち帰り、適切な対応方法をご検討頂くこととしました。

<その他の申し入れ事項について>

・今回のビオトーブではぎとった高線量の土については、汚染度合いと核種を測定することを提言しました。

これを行う事により、北本市内にどのような核種がどのくらいの濃度で存在するのかの貴重なデータとなり、今後の対策にも役立つ。

・落ち葉掃除を子供にはやらせないように配慮をお願いした。現在木々についた葉っぱは傘の役割をして、放射性物質を含んでいるかもしれないため。

・屋根の大きな施設の雨樋下は高線量になる確率が高いため、今後の測定の対象とする。

・北本市健康増進センターの側溝も0.6μSv/h前後の値です。

・同様に市内の各場所についても危険個所の測定を強化して頂きたい。(これについては11月から通学路などの各所を測定し始めると伺いました。)

・北本市民は原発事故の放射線の影響があまりないと思っており、危機意識が足りないと感じています。今回のように高い値の場所もありましたので、危機感を持たせる事も大事なこととなります。冬に向けて、空気が乾燥してくると乾いた放射性物質が風に舞い今度は移動を始めることも想像できますので、マスク着用の啓蒙も必要です。

以上となります。

本日一緒に学校内を測定して、校庭中央の線量とは別に高い値を示す場所が子供の生活する場に存在することが分かりました。

子供たちは7ヶ月以上もこのような場所の近くでマスクもせず生活をしています。早い時期に測定していれば簡単に分かった事でした。

はっきり言って、これまで高い線量の場所を分かっておきながら放置してきたことは、非常に重く受け止めてもらう必要があります。

今回の事態は誰もが初めての経験で、どうしていいのか分からないのが正直な所ですが、一つ言えるのは、スピードが重要です。

一日でも早く安心安全を取り戻せるよう迅速な対応をお願い致します。



埼玉県は他の都県とくらべて高い線量が見つかったとの報道も少なく、対応が遅れている印象があります。(私が調べきれないだけで、多くの危機感を持った方が個別に対応しているものだと信じていますが)


待っていても行政も学校も動いてくれません。行動が遅れればそれだけ子供たちが危機にさらされる時間が長くなってしまいます。心配だと思ったら今すぐ行動を起こしてください。


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コメント

  1. […] 水浸透升内の汚泥面から5センチ上で、毎時2.05マイクロシーベルトを検出、そして連日このサイトでお伝えした、北本市内小学校の雨樋下5センチ上で、毎時1.15マイクロシーベルト、私 […]

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