そのめまいや耳鳴り、ストレスだけが原因じゃないかも。過去事例に学ぶ感覚器の被ばく影響

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そのめまいや耳鳴り、ストレスだけが原因じゃないかも。過去事例に学ぶ感覚器の被ばく影響どうも!Marcoです。
体調が悪い時の症状として多いのが「めまい」。
14046136518_4cfe214374 突然、なんの前触れもなくクラっとしたことは誰でも経験があると思いますが、ある日を境にその発症数が増えているとしたら、その原因がなんなのか、気になりますよね。

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めまい、その原因は?

僕自身のことですが、去年の今頃「めまい」と「耳閉感」があり耳鼻科を受診したところ、急性低音障害型感音難聴という聞きなれない病名を言われました。聴覚検査で通常なら聞こえるはずの低音域が聞こえずらくなっているとのことでした。
この時はしばらく様子を見ていたら自然とよくなり、今まで再発もしていません。
ストレスによる一時的なもののようだったので、あまり気にしていませんでしたが、次の記事のような調査データもありますので、情報の一つとしてインプットしておいてください。


めまい患者が震災後急増 福島の津波被災地 | 河北新報オンラインニュース
被災地では長期的な医療支援が必要であることが示された


めまい患者が震災後急増 福島の津波被災地


東日本大震災で津波被害を受けた福島県の北部沿岸地域で、めまいや耳鳴りを発症した患者が震災後、約2年にわたって増えていたことが、東北大大学院医学系研究科の日高浩史准教授=耳鼻咽喉・頭頸部(けいぶ)外科学=らの調査で分かった。日高准教授は「震災の津波や原発事故で長期間緊張を強いられたのが原因ではないか」と推論している。

 2010年度から4カ年に公立相馬総合病院(相馬市)の耳鼻咽喉科で受診した症状別の新患数はグラフの通り。
 震災のあった11年3月11日をおおよその境に、めまいの症状を訴える患者のほか、強い回転性のめまいや耳鳴り、難聴、耳閉感の4症状が繰り返し出るメニエール病や、急性低音障害型感音難聴の患者が増えた。

 めまいやメニエール病は一般に体質や遺伝に起因するが、疲れや緊張も発症のきっかけになるとされる。今回の調査では、めまいを訴える患者の約5パーセントで同時にうつなど精神疾患の症状も確認された。
 震災の前後で耳鼻咽喉科の1年間当たりの新患総数に大きな変化はなかった。鼻出血、アレルギー性鼻炎など他の症状の新患数にも極端な増減はなかった。

 14年7月まで耳鼻咽喉科長だった長谷川純医師は「震災3年目から減少したのは、緊張も少しずつ落ち着いてきたからではないか」と分析。同様に12年度まで増加した咽喉頭炎患者数については「風邪ははやりもあるので、(震災との)関係は不明」と言う。
 日高准教授は「被災地では長期的な医療支援が必要であることが示された」と強調している。
スクリーンショット 2015-05-05 19.00.57 2015年4月28日 河北新報 より転載


このデータは、福島県北部沿岸地域という極めて狭い地域のものであり、津波の被害と原発事故と、複数の原因となり得る破局的事象が連続しておきた土地ですので、その心理的、肉体的なストレスは想像を絶するものがあるのだろうと思います。
震災3年目からは、こうした症状が減少傾向にあることがグラフから読み取れますので、1日も早く平穏を取り戻せることを願ってやみません。

震災後のめまいは、局地的なものではない?

今回この記事を取り上げたのは、「めまい」という様々な病気のサインともいうべき症状が、実は今も増えているのではないかと、直感的に思ったことからでした。
こんな場合に検索するデータはGoogle Trends。
この河北新報の伝えている症状、メニエール、めまい、耳鳴り、難聴、を調べてみました。
グラフを見ると一目瞭然ですが、2011年を境に上昇傾向にあるキーワードということが分かります。

検索キーワードの上昇が、直接病気を発症していることとは必ずしも一致するわけではありませんが、ある一定の相関があることは以前書いたこの記事でも紹介しています。
Googleトレンドで見るみんなの健康状態がなぜか2011年以降右肩上がりな件
どうも!Marcoです。 みなさん、今日は何回ネットで検索をしましたか? パソコンだけでなくスマフォやケータイでも検索ができるようになり...

過去の事例から学ぶこと

「めまい」が増えているというキーワードに反応したのはそれなりの訳があります。
今、手元に分厚い電話帳のような本があります。チェルノブイリ被害の全貌という本です。

この本の中で感覚器の症候群の結論として、以下の記述があります。

放射能汚染地域で多くの疾患の発生率が目に見えて上昇し、また公の医療統計には表れない兆候や症状にも同様の増加が認められる。後者には、子どもの体重増加が異常に遅いことや、疾病からの回復の遅れ、頻繁な発熱などがある。

チェルノブイリの大惨事は、世界の医療(現場)に新しい用語群をもたらした。そのうちいくつかを以下に記す。
「自律神経循環器系失調症」として知られる症候群
さまざまな臨床所見を伴う心血管系神経の制御機能障害で、ストレスが背景となって引き起こされる。

「長寿命核種の体内への取り込みによる核種臓器障害症候群」
セシウム137とストロンチウム90が50Bq/kgを超えて体内に蓄積されることによって生じ、心血管系、神経系、内分泌系、生殖系その他の系の疾病を含む。

「上気道の急性異物吸入症状」として知られる症候群
鼻炎、喉のイガイガ感、乾性の咳、身体運動に伴う息切れを併発し、「ホットパーティクル(放射性微粒子)」などの放射性核種の吸入と関連がある。

「チェスナット(栗の葉)症候群」として知られる症候群
眼球脈絡網の特殊な形態の障害。

以前から知られていた症候群のいくつかが、先例がないほど広範囲に発生している。そのなかに「慢性疲労」として知られる症候群があり、これは疲労感、悪夢、周期的な鬱や不快感、原因不明の倦怠感、記憶障害、広範な筋肉の痛み、大関節の痛み、震え、頻繁な気分の変化、頸部リンパ節の過敏、体重の減少となって表れる。これらの症状は中枢神経系の側頭葉-辺縁部の障害を伴う免疫系の機能障害の結果、生ずると仮定されている。これらの機能障害による症候群には以下のようなものがある。

(a)「原爆ぶらぶら病」と呼ばれる症候群。
異常な倦怠感、目眩、震え、背中、腰、肩帯(鎖骨と肩胛骨によって形成された骨のアーチ)の痛みを併発し、元々はヒバクシャ(広島と長崎の原爆被害者)の症状と説明されていた。
(b)初期「チェスナット(栗の葉)症候群または「網膜格子様変性」と呼ばれる症候群
網膜血管における変化で、脈絡網膜症を含む。

十分な医学的説明が待たれるその他の疾患群には、「子宮内被曝(胎内被曝)」「チェルノブイリ・エイズ」「チェルノブイリ・ハート」「チェルノブイリ認知症」および「チェルノブイリ脚」などがある。

検査をしてもなかなか原因にたどり着かず、結局は「ストレスが原因では?」と曖昧に処理されがちなこの手の疾患。
こうした前例もあるのですが、現在の日本では積極的に結びつけて語ることはタブー視されている感すらあります。
でも、なんとなく思い当たる節がある人も中にはいるのかもしれません。
情報を頭ごなしに排除するのではなく、広く浅くでも知識として頭に入れておくことは無駄にはなりませんね。

photo credit: Little too Much Beer – A circular blur caused by a long exposure creating a disoriented drunk via photopin (license)

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