【気になるニュース】空間線量影響?オオタカが危機|グラフにトレンドラインを引いてみると影響がよく分かる

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【気になるニュース】空間線量影響?オオタカが危機|グラフにトレンドラインを引いてみると影響がよく分かるどうも!Marcoです。
つい最近お腹の調子がどうもスッキリしないことがありました。
食べたものなのか?お酒なのか?
腸内環境は微生物たちが絶妙のバランスで存在してくれていることで快適に消化活動をしてくれるわけですが、一度そのバランスが崩れるとたちまち調子が悪くなってしまいます。
善玉菌も悪玉菌も、多すぎても少なすぎてもダメなんですね。

今日はそんな「生態系のバランス」に関する気になるニュースをピックアップしました。
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オオタカの繁殖がピンチ?


原発事故の影響なのか、それとも他に原因があるのか?
栃木県の那須野が原に生息しているオオタカを1992年から調べているグループが、原発事故前と後で、繁殖への影響調査を行ったという記事が目にとまりました。長く続けてきたからこそ生きる貴重な調査だと思います。

東京電力福島第一原発事故の後、北関東に生息するオオタカの繁殖成功率が低下していることが、名古屋市立大の研究者NPO法人「オオタカ保護基金」(宇都宮市)の調査で分かった。環境要因を統計的に解析した結果、空間線量が高まったことが主な要因と推測できるとしている。(白名正和)

原発事故後 北関東で繁殖成功率低下


調査は、名古屋市立大の村瀬香准教授(生態測定情報学)とオオタカ保護基金の共同研究。福島第一原発から約100〜120キロ離れた栃木県那須塩原市と那須町にまたがる那須野ケ原で実施。オオタカがひなの餌を捕まえる約40カ所の「繁殖サイト」で、オオタカのペアを調べた。
繁殖の過程を1.巣をつくる「造巣」2.卵を温める姿勢を取る「抱卵」3.ひながかえる「ふ化」4.ひなが飛びたった「巣立ち」-に分け、それぞれの成功率を算出した。
基金が事故前の1992年から調べているそれぞれのデータを解析すると、92〜2010年の平均では、造巣は72%、抱卵は89%、ふ化は88%、巣立ちは88%だった。
これらを事故後で見てみると、造巣は11年に49%と大きく低下。12年は63%、13年は59%と回復傾向がみられたものの低いままだった。抱卵は11年に例年の範囲内だったのが、12年80%、13年82%と低下した。ふ化も11年は例年の範囲内だったのが、12年85%、13年67%と著しく低下した。巣立ちは11年83%、12年65%、13年75%と低下傾向を示した。
抱卵から巣立ちに至る「繁殖成功率」で分析すると、92〜10年の平均は78%。11年は例年の範囲内だったが、12年55%、13年50%と大幅に低下していた。
繁殖サイト付近の餌や騒音など空間線量以外の要素の影響をまとめた統計モデルを作成。空間線量を測定した13の繁殖サイトすべてで、空間線量の増加が大きく寄与しているとの結果が出た。線量が0.1マイクロシーベルト上昇すると、成功率が最大10ポイント下がるという試算も出た。
調査結果は、英国の科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。村瀬准教授は「今後、各繁殖ステージがどのように変化していくのかを注目している」としている。オオタカは宅地造成の影響などから、80年代前半には環境省の調査で、全国で約300〜400羽まで減少。08年には約5000〜9000羽に増えたが、同省のレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)で「準絶滅危惧種」、種の保存法では「国内希少野生動物種」に指定されている。

オオタカ保護基金の遠藤孝一代表は「私たちは長くオオタカの繁殖成功率を調べてきたので、今回の調査に生かすことができた。放射性物資が生態系に大きな影響を与えたことは明らかだと思う」と指摘する。
具体的にどう影響しているのかは「今回の調査だけでは分からない」とした上で、「オオタカは食物連鎖の頂点。餌を捕食したことで内部被ばくしたのかもしれない。外部被ばくした可能性もある。きちんとした調査が必要だ」と話した。
2015年4月26日 東京新聞 こちら特報部 より転載


より詳細なレポートはこちらから


ここで出てくる造巣、抱卵、ふ化、巣立ちの各ステージごとのパーセントをグラフにしてみました。


スクリーンショット 2015-04-27 22.30.54 各年ごとにトレンドラインを引いてみると1992年〜2010年、それから2011年までは右肩上がりのトレンドとなっています。
逆に2012年以降は右肩下がりとなり、繁殖に影響が出ていることが視覚的に捉えられますね。

ベクれている事実を認めること


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大自然の食物連鎖の頂点にいるオオタカが、原発事故の影響により、その子孫を増やすことが難しくなるとなれば、その影響はジワジワと森全体に及ぶものと思われます。
自然は寛大なので、誤差の範囲と一時的な体調不良で回復することができるのか?それともこれを発端にバランスが崩れてしまい、違う生態系へと変化していくのか?放射性物質をばら撒いてしまった後では見守るしかできないのが歯がゆいですね。

シジミ蝶の研究でも、ベクれた餌を食べさせるとその子孫に影響が出るという研究結果が出ています。
食べ物の汚染のことをいうと、枕詞のように風評被害というキーワードが付いてきますが、実際に自然界の動植物たちは避ける術がなく、ベクれた餌をたべるしかない状況におかれています。これは風評被害ではなく実害といいます。

我々人間が口にする食べ物の中にも、少なからずそうしたベクれた食材が紛れ込む可能性がある世の中で暮らしています。
まずその事実を認識して、受け入れるのか避けて暮らすのか、判断は個人に委ねられています。

photo credit: Jenga 1 via photopin (license)

photo credit: n473_w1150 via photopin (license)

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