関東を襲った砂嵐「煙霧」は北関東のセシウムを東京へ運んだ!

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関東を襲った砂嵐「煙霧」は北関東のセシウムを東京へ運んだ!medium_59715158
どうも!Marcoです。
東日本大震災から今日で2年という月日が経過しました。
この震災と原発事故は、今まで見えなかったことを見せてくれました。


放射性物質は見えない、におわない、感じない、という人間には感じられないものですが、自ら見ようと思えばなんとかなるものです。

測って、測って、また測って。

その次は想像力を働かせる。

しかし想像しなくても自然がスゴいものを見せてくれました。


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巻き上がった危険な砂埃


昨日関東地方を襲った砂嵐は「煙霧」というそうですが、急激な天候変化に翻弄された人も多かったことでしょう。
穏やかな天気が一転して、風が黄土色の砂煙を巻き上げて北から南へと吹き抜けていきました。

FNNニュースより転載

関東で10日に「煙霧」観測 13日にも再び発生する可能性


列島の広い範囲で、黄砂や「PM2.5」が観測される中、関東では10日、空に茶色の「もや」がかかったような「煙霧(えんむ)」と呼ばれる現象が起きた。この煙霧は、13日にも、再び発生する可能性がある
10日、九州地方では、大量の黄砂が舞い、真っ白い「もや」がかかったようになり、11日、熊本県では、大気汚染緊急時対策会議が開かれた。
そして、東京でも10日、九州地方と同じような白いもやがかかり、あっという間に、レインボーブリッジが見えなくなった。
10日午後2時前の東京都内の映像では、東京タワーがかすんでいた。
関東地方の広い範囲が、薄茶色の雲のようなものに覆われてしまった。
街を行き交う人々は、マスクをしたり、目を覆っていた。
これも黄砂の影響かと思いきや、日本気象協会の木村雅洋気象予報士は「気象庁の観測では、東京を含め、関東では、10日は黄砂を観測していないということなんですね。ですので、東京都心で飛んでいた砂というのは、おそらく関東地方の砂が舞い上がったものと考えられます」と話した。

風で砂が舞い上がり、空中に浮遊した状態。これは、煙霧と呼ばれる現象。
10日、東京では、電車が止まるほどの強風が吹き荒れた。
しかし、東京・世田谷区用賀では11日、雲1つない快晴で、建物も遠くまで、きれいに見渡すことができた。

11日午前中、都心では風が強く吹いていたが、なぜ煙霧が起きなかったのか。
日本気象協会の木村雅洋気象予報士は「風が強いだけでは、煙霧は起きません。きのうの天気図、寒冷前線が関東地方を通過していますが、この寒冷前線付近で上昇気流が発生したことによって、(関東地方の)土が高く舞い上がったと考えられます」と話した。

風が強いだけでは、砂は地上付近で舞っているだけだが、寒冷前線の影響で、上昇気流が発生し、砂は、より長く空中に浮遊し、より遠くへ運ばれることになる。

この現象が中国などで起きれば、黄砂となる。
空高く舞い上がった土ぼこりを、千葉県の成田空港のカメラがとらえていた。
それはまさしく、土ぼこりでできた雲のようだった。
こうして巻き上げられた砂や土ぼこりには、十分な注意が必要だという。

杏林大学医学部付属病院呼吸器内科の石井晴之医師は「花粉症で、今の時期、目がかゆかったり、鼻がむずむずしたりという方が、ほこりを吸うと、余計症状がひどくなります。せきが出たり、苦しくなったり(といった)症状が強くなると」と話した。

13日から14日にかけて、再び寒冷前線が通過するため、日本列島のどこでも強風などが吹き荒れ、煙霧が再び起きる可能性があるという。
FNNニュース(03/11 19:22)


ここ数日の中国から飛来する黄砂やPM2.5の報道と、例年になく大量の花粉のせいもあり、その砂塵の中にあるだろうセシウムのことを表立って指摘する人はあまりいませんが、確実に昨日の煙霧の中にはセシウムをはじめとする福島第一原発から漏出した放射性物質が含まれていたと思われます。

しかも、汚染の濃い北関東の土が南関東へ運ばれていったようです。

文部科学省による航空機モニタリングの地図を加工

文部科学省による航空機モニタリングの地図を加工




想像力を働かせるということ

煙霧の通過点となった埼玉県民としては、非常に気になる出来事となりました。
僕はちょうど昨年の今頃、地元の行政に対して、いわゆる「路傍の土」対策を提言していました。
その時に書いた資料の1ページです。
2012年に作成した資料の1ページ

2012年に作成した資料の1ページ



2年前、放射性プルームがやってきた街には多かれ少なかれセシウムが置き土産として残っています。
その中にはアスファルトや粘土質の土や樹々などにこびりついて「移動しない」状態のものと、「路傍の土」のように「移動する」状態のものとに分かれます。


僕はこの「移動する」セシウムについて問題視していました。


子どもたちの生活環境から少しでもリスクを減らすために、この「移動する」だろうセシウムを取り除こうと
、教育委員会や市民経済部、そして学校や、複数の議員に対して話をしてきました。

しかし、力及ばず、いまだにその目的は達成できていません。

でも、1年前も昨日の砂嵐とおなじような、黄土色の土の舞う空を見たのです。
多くの人が同じ空を見たはずです。

砂埃を巻き上げていた公園の表面汚染は、およそ600Bq/kgでした。

そのすぐ近くの歩道に溜まった「路傍の土」は7800Bq/kgでした。

その砂塵が風でどこかに飛んでいきました。




洗濯物がそのまま干しっぱなしの家もありましたね。ふとんを干している家もありましたね。

そして、砂塵はきっとどこかで、新たな濃縮を起こすのでしょう。


これがリアルに起きているafter311の世の中です。


photo credit: Toni Blay via photopin cc

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