【食品汚染地図】2013年1月分もつくってみた!

SNSのシェアはこちらから!

【食品汚染地図】2013年1月分もつくってみた!どうも!Marcoです。
僕たちの食べる食品に放射性物質の生物濃縮があるのか?ないのか?
特に海に放出された汚染水の影響が気になるのですが、東日本の太平洋側の広い範囲でセシウムを含む魚が見つかっています。

medium_1721982928

汚染水の影響は?



気になったのは次の記事でした。

新除染装置試運転 規制委が大筋合意処理水はタンク保管

東京新聞 2012年2月22日朝刊

 東京電力福島第一原発の廃炉計画を審議している原子力規制委員会の検討会議は二十一日、放射性セシウム以外も除去できる新しい汚染水装置の試運転を認めることで大筋合意した。

ただし、放出できる濃度限界の約三十倍のトリチウムがたまっており、これは新装置でも除去できず、処理した後の水は今後も敷地内のタンクに貯蔵することになった。

福島第一では、高濃度汚染水を処理した後の水がタンクに約二十五万トンたまっている。タンクを増設し続けても、二年半後にはいっぱいになる。このため東電は、新装置で約六十種類の放射性物質を除去し、地元の合意を得て、海洋放出につなげたい考えだった。


福島第一原発から発生する高濃度汚染水には、セシウムストロンチウムが含まれているということが、この記事からわかります。さらにこの汚染水にはトリチウムも含まれているということが分かります。検査値が100Bq/kg以下であれば食べても問題ないとされていますが、調べているのはセシウムだけとなっています。東京電力は汚染水を入れたタンクの置き場がなくなることから、この処理装置で放射性物質を除去した後、海に低濃度汚染水を流すとしていましたが、多くの漁業関係者の方が反対していました。
トリチウムが取り除けないことが分かったため、海洋への放出はひとまずやめるようですが、余談を許さない状況ということが伝わってきます。


セシウム以外が無視されているような・・・



今セシウムが検出されている魚は、2011年3月から4月にかけて、ドボドボと海に排出された汚染水が直接の原因になっています。
当時、漏出した汚染水にも当然、ストロンチウムやトリチウムが含まれていたと思われますが、検査では完全にスルーされていますよね。比率から考えると対した量は漏れていないということかもしれませんが、実際のところはどうなんでしょうね。気になります。

このトリチウムによる健康被害を伝えたのが、2011年の年末にNHKで放送された「追跡!真相ファイル 低線量被ばく 揺らぐ国際基準」という番組でした。

以下の記事に文字起こしをしていますので、興味のある方は読んでみてください。
【低線量被ばく】内部被ばくの影響は果たしてどの程度なのか?

その中で次のような話がでてきます。

イリノイ州シカゴ郊外、周辺に三つの原発が集中しています。原発から排出される汚水には放射性トリチウムが含まれていますが、アメリカ政府は国際基準値以下なので影響はないとしてきました。
しかし、近くの街では子供たちがガンなどの難病で亡くなっていました。6年前に建てられた慰霊碑、足元のレンガにはこれまでに亡くなった100人の名前が刻まれています。

「これがなくなった息子の写真です。この痛みは誰にも伝えずに抱えてきました。」

住民を代表し被害を訴えている親子がいます。シンシア・ソウヤーさんとその娘セーラさんです。
セーラさんは10年前突然脳腫瘍を患いました。治療の後遺症で18歳になった今も身長は140センチ程しかありません。

「みんな死んでしまったのに、私だけが生きていて悲しいです。」

セーラさんが脳腫瘍になったのは、この街に引越してきて4年目の事でした。

セーラはあの井戸の水をまいて遊び食事をしていたんです。病気になってからはシカゴから水を取り寄せるようになりました。怖かったのでその水で料理をし、皿を洗い、歯を磨かせていました。」

ソウヤーさん夫妻はガンと原発の関係を証明するため、州政府からあるデータを取り寄せました。
過去20年間全住民1200万人がどんな病気に罹ったか記した記録です。小児科医の夫ジョセフさんが分析したところ、原発周辺の地域だけが脳腫瘍や白血病が30%以上増加。中でも小児がんはおよそ2倍に増えていました。

ソウヤーさん夫妻は夫妻は全住民の徹底した健康調査を求めました。しかし国は井戸水による被ばく量は年間1マイクロシーベルトと微量で健康を脅かすことはないと回答してきました。

「あまりにも多くのものがセーラから奪われてしまいました。低線量の被ばくが何をもたらすのか知ってほしいのです。」

NHK「追跡!真相ファイル 低線量被ばく 揺らぐ国際基準」より引用

食品汚染地図はこちら

さて、2013年1月に各都道府県の食品検査状況はどのような状況なのでしょう?
前回の2012年12月分に引き続き、少し改良を加えてみました。

▼クリックして拡大

2013年1月食品汚染地図(早川由起夫氏:放射能汚染地図を基に加工)

2013年1月食品汚染地図(早川由起夫氏:放射能汚染地図を基に加工)



厚生労働省報道発表資料より2013年1月のデータを早川マップ7訂版にプロット。
12月のマップとの変更点はワクの色を見やすくしています。
<プロットしたデータ>
厚生労働省 報道発表資料 2013年1月
2013年1月4日(金)掲載
2013年1月30日(水)掲載

基本的には産地の市町村の近くにプロットしていますが、同一市内に多数の検出食品がある場合はスペースの関係上、近隣市町村にかぶってしまっている場合があります。
報告資料に産地の市町村名が未記入の場合は県庁所在地の近辺にプロットしています。
<所感>

海産物の汚染が進んでいる印象を受けました。
南は千葉から北は北海道まで、水揚げされた魚からセシウムが検出されています。特にマダラ青森北海道でも数十ベクレルが検出されています。
さらに福島第一原発から近い福島近海では複数の魚種から高濃度の蓄積を見ることができます。
 
岩手県盛岡市近郊牛肉からセシウムが多数検出されています。
他の地域と比べなぜかこの地域からは牛肉からの検出報告が多くなっています。
 
岩手県南部から宮城県北部(栗原市・登米市近郊)では、ソバお米から多数の検出報告があります。
基準値(100Bq/kg)を超える検体も複数報告されています。
 
また、宮城県からは広い範囲で大豆からの検出報告が上がってきています。
検出数が多くすべての数値はプロットできないほどでした。
 
大豆茨城県から千葉県にかけての広い範囲で数ベクレルから数十ベクレルが検出されています。
 
北関東の山間部からは野生動物(イノシシ、シカ、ノウサギ、ヤマドリなど)から多数の基準値超えの報告が上がってきています。これらの動物が食べる小動物やキノコ・ドングリなどが汚染されているという証左です。つまりこれらの場所の土壌汚染が進行していると思われます。
 
検査しているほとんどの食品は「非流通品」と記載されています。
我々が本当に知りたい「流通品」の検査割合は非常に低いと思われます。
これらに関しては民間測定所やグリーンピースジャパン、また独自検査をおこなっている企業の数値を参考にしてください。
 
測定値はセシウムから出るガンマ線のみの値です。セシウムはガンマ線だけでなくベータ線も出します。内部被ばくはこの検出値の2倍(50ベクレルの食品を食べた場合、ガンマ線で50ベクレル、ベータ線で50ベクレルの計100ベクレルになる)となることを意識しておきましょう。

photo credit: Dunechaser via photopin cc

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

SNSのシェアはこちらから!

ブログの更新情報をチェックしてね

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。