福島の子どもたちの甲状腺検査短縮?やっぱり情報は取りに行かないダメね

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福島の子どもたちの甲状腺検査短縮?やっぱり情報は取りに行かないダメね
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Photo by Wilbert Baan
どうも!Marcoです。
身内に不幸が有りしばらくブログを更新していませんでしたので、久しぶりの更新です。
情報収集をストップしていた事で、逆に見えてきた事もありました。
このエントリーでは、情報を自ら取りに行く事がいかに必要な事か、ブログの更新を絶ってみて思ったことを書いてみました。


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知らなければ幸せになれる?


しばらくの間、原発事故後から積極的に関連情報を入手してきた活動をやめ、テレビや新聞からプッシュされてくる情報のみで生活してみました。


こうして被曝に関することから少し距離をおいてみると・・・


なんというか・・・「快適」 なんですね。

自分から情報を取りにいかないと、原発事故なんて過去のもの。
被ばくのことなんかどこからも聞こえてきません。



このままでいると、引き潮にさらわれるがごとく、放射能安全神話の海の中に引きずり込まれそうな、そんな危機感を感じて戻ってきました。


その実態は違うんですよね。



2011年3月〜6月にかけて、関東・東北にいた人たちが大量のヨウ素被ばくをしているかもしれないこと。
そして今も自分たちのまわりにセシウムをはじめとする放射性物質があるということ。

意識して情報を取りにいかない限り、そうした事は耳に入ってきません。

たとえ微量であっても、体内に蓄積した放射性物質がどのような挙動をみせ、人体に影響があるのか、その実態は解明されいるわけではありません。



分からないから安全と何も考えず暮らすのか?


分からないからこそ気をつけて注意して暮らすのか?


将来、その差が出なければいいのですが、今はまだその答は誰も知りません。
しかし、普通にテレビから流れてくる情報だけを見ていると、


「福島原発事故による被ばくは実は大したことないんじゃないか?」


って、誰でもそんな感覚に陥ってしまうのはしょうがないですよね。
こうして人よりよっと余計に調べている僕でさえ、ほんのひと月くらいでそう思うのだから・・・


福島県民健康調査の状況

そんな僕を、「いやいやちょっと待て!」と現実に引き戻してくれたのが2/13の次の報道でした。

福島県甲状腺検査 3人が甲状腺がん、7人に疑い

福島第1原発事故を受けて、福島県が進める甲状腺の検査で、3人が甲状腺がんと診断され、また7人に疑いがあると報告された。
福島市では、医師などが出席して、原発事故の健康への影響について検討する会議が開かれている。
この会議で、福島県内の3人の子どもが、甲状腺がんと診断され、7人が、その疑いが強いと報告された。
福島県は、18歳以下の子どもを対象に、甲状腺の検査を進めている。
13日の会議でも、3人の甲状腺がんについて、原発事故の影響とは考えにくく、もともとあった、がんを発見したという見解が示された。(02/13 13:19 福島テレビ)



報道では原発事故の影響とは考えにくいとしていますが、この事実からは福島の子どもたちだけでなく、もっと広い範囲で子どもたちの健康調査を行う必要があるのではと、改めて思うこととなりました。

しかし、この国はなんかおかしくなっていて、その数日後には次のような話が聞こえてきました。

福島の子、甲状腺検査の短縮検討 規制委「地域や年齢で」

朝日新聞 (本紙記事より)

福島県の子ども約36万人対象の甲状腺がん検査について、原子力規制委員会の検討チームは19日、被曝(ひばく)線量や居住地などにより実施期間の短縮も検討すべきだとする総括案を出した。東京電力福島第一原発事故の影響を調べるため、全員、生涯にわたり検査する計画だった。県関係者からは反発の声も出ている。

県は現在、事故当時18歳以下だった子ども全員を対象に甲状腺の超音波検査を行っている。
検討チームは検査実施期間について、被曝線量が低いと推計されるか、線量が低いとみられる地域の子どもは、検査を途中で打ち切ることも検討すべきだとした。
総括案は近く規制委員会に報告され、同委員会は提言を出す予定だ。
検討チームの一員、木田光一・同県医師会副会長は「甲状腺被曝の実態も低線量被曝の健康影響も不明だ。生涯、検査し、安心につなげるという枠組みを崩すことはおかしい」と批判。今回の内容は過去4回の会合で議論していないという。甲状腺検査などを実施する山下俊一・同県立医大の副学長は「健康を生涯にわたり見守る方針に変化はない」と話す。(大岩ゆり)
(朝日新聞 2013年2月20日掲載)

apital 朝日新聞の医療サイト より転載


「もっと広い範囲の子どもたちも検査すべきでは?」

という感覚があたりまえだと勝手に思っていましたが、まったく真逆の発想です。驚きです。
被ばく線量が低いと推定される地域の子どもは検査を打ち切るなんて許されるのでしょうか?

そもそもモニタリングポストが壊れて、どのくらい初期被ばくしたか分からないと言っている人たちが、被ばく線量が低いと、どうやって判断できるのでしょうか?

不思議なことを考える人たちが原子力の規制を行っている
それが現実です。

やっぱり情報は取りにいかないとね!


Google News website screenshot
Photo by Spencer E Holtaway

ここ数年で身の回りの情報収集ツールは格段の進歩を遂げました。

テレビやラジオ、新聞といった旧態依然のものから、パソコンやスマフォ、タブレット端末といった今が旬のツールなど、様々な情報入手ルートが存在します。

高度に情報化された日本という国で、先端の情報端末からは入手できない情報はないと思ってしまいますが、全然そんなことはありませんね。

今回の甲状腺検査のことなど知っている人はごくわずかな人たちだけです。

情報は溢れるほど流れてくるけど、その情報は「誰か」のフィルターを通したものになっているかもしれません。
情報を握っている側、流す側の「都合の悪い情報」はそのまま流れてくることはないでしょう。


だからこそ自分から情報を取りにいく姿勢が求められます。
そして断片の情報を集めて、繋げて、発信していくことも必要となってきます。

情報を絶つ事で、あえてそんな事が見えてきました。

※このエントリーは2015年5月18日に加筆・修正しました。

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