【免疫力の低下と遺伝子損傷】その原因の半分はお父さん、あなたですよ!

SNSのシェアはこちらから!

【免疫力の低下と遺伝子損傷】その原因の半分はお父さん、あなたですよ!どうも!Marcoです。
チェルノブイリ事故の第二世代(幼少期に被ばくした人たちが大人になり生んだ子どもたち)に健康悪化が見られるという話があります。

なぜ直接の影響を受けていない子どもたちに健康被害がでているのでしょうか?
果たして、残留放射線が原因なのでしょうか?
事故から20年以上たっても、食べ物や飲み物に放射性物質の影響が残っているのでしょうか?




スポンサーリンク
スポンサーリンク

ウクライナの第二世代


現在進行形で進んでいるチェルノブイリであっても、その答はまだでていないようです。
ウクライナ コロステン市中央病院のアレクセイ・ザイエツ医師は第二世代の健康悪化について次のように語ったそうです。

「体の弱い子どもたちが多いのは、子どもたちの免疫力が低下しているということです。
まず、子どもたちを取り巻く環境や食品の問題があります。
つまり、化学物質がたくさん入っている食料品を食べていますから、それが子どもたちの健康、免疫低下に影響を与えていると思います。
そしてチェルノブイリもまた、原因のひとつだと思っています。
放射性物質と化学物質が一緒になると、健康にとって大変、害があります」

そして、こう付け加えた。

「低線量被曝は現段階で証明するのは難しいのですが、現場の医師として私は様々な疾患はチェルノブイリの影響だと思っています。科学的な研究や追跡的調査が、これから必要だと思いますが、様々な疾患がチェルノブイリ事故前に比べて増加していることは、まさしくチェルノブイリによる障害なのだと思います」


1992年から2008年までの、第二世代の子どもたち31万9322人の7割以上になんらかの慢性疾患がみられるそうです。

そのすべてがチェルノブイリ事故による放射線の影響なのかは解明された訳ではありませんが、明らかに事故後に健康被害が増えているという事実がそこにはあるのです。

出典:NHK出版 「チェルノブイリ26年後の健康被害 低線量汚染地域からの報告」馬場朝子・山内太郎 著



 「これが子どもたちのカルテです。毎年検診を行っています。入学の前に子どもは検診を受け、学校では年に2回受けなければなりません。3週間前の検診では、485人の生徒のうち48.2パーセントに甲状腺などの内分泌疾患が見つかりました。背骨が曲がっているとか、背中に異常がある肉体発育障害が22.1パーセント目の障害は19.2パーセント呼吸器官に障害のある子どもたちは6.7パーセント消化器疾患、神経疾患は5パーセントというものです。

正規の体育の授業を受けられるのは全校で14人だけです。他の子どもは特別な軽い体操のグループに入っています。子どもたちの運動のメニューは、病気によって細かく分かれています。前は元気な子がもう少し多かったのですが、最近はこんな状態です。これは、食べ物によるものかもしれないし、放射線が関係しているのかもしれませんが、放射線は臭わないし、触れないし、目には見えないのでわかりません

ここまでの引用 : NHK出版 「チェルノブイリ26年後の健康被害 低線量汚染地域からの報告」
馬場朝子・山内太郎 著


なんだか訳がわからないけど、とても普通ではないことが現実に起きている。
その国では原発が爆発して、大量の放射性物質が巻き散らかされた。

この二つの出来事に因果関係があるのか、ないのか。

分からないけど子どもたちとそのまた子どもたちに健康障害が起きて欲しくなければ、今から予防するに越した事はありませんね。

そのような情報が多くの人に行き渡っていないのが、今の日本の状況です。


ウクライナの低線量地域の現状


こんな話も聞こえてきています。

埼玉県さいたま市にある「食品と暮らしの安全基金」が2012年9月24日から10月4日に行った「第3回ウクライナ調査報告」です。詳細はリンクのページがらPDF版がダウンロードできますので、そちらに目を通してください。

この報告書の中でも訪問した3つの学校で、足、のど、頭が、毎日のように痛くなるという子どもは7割いたと言う事です。

そして調査した3つの地域とも、地上での空間線量 は 毎時0.08μSv、高い所でも毎時0.13μSv 程度と言う事で、事務所のあるさいたま市と変わらなかったと伝えています。



免疫力が低下するということ


なぜ我々の体は病気になるのか?
大きく関わってくるのは「免疫」というキーワードですね。

「がん」と「免疫」の関係からちょっと想像してみましょう。


身体の中に入ってくる病原体やウイルスなどの異物を排除するという仕組みが我々の身体には備わっています。
免疫がちゃんと機能してくれれば「がん」などの病気にはかからないはずなのですが、病気にならない人などはいないわけです。

「がん」も元々は自分自身の細胞です。

その細胞がどういうわけか「がん化」して自分自身を破壊する「がん」となってしまうのです。

この「がん化」する原因は免疫の働きが弱っていることにあるといいます。

では免疫の働きが弱くなる原因は何か?


というと、皆さんすでにご存知のようにストレスや酒・タバコなどの過剰摂取、化学物質や有害物質の体内摂取、そして放射線による影響ということがこれまで分かってきていることになります。


僕たちの身体は細胞分裂を繰り返すことで成り立っています。
どうして「がん」ができるかは次の説明が分かりやすいです。

わたし達の身体を構成する全ての細胞には、細胞自身の増殖を止めるブレーキ遺伝子と、増殖を促進させるアクセル遺伝子があります。

皮膚の細胞がアカやフケになることからもわかるように、細胞は増殖して成長し、成熟するとやがて死んでいきます。細胞は、このような増殖と成熟、細胞死を繰り返しますが、一定の秩序を保っています。
細胞が増殖する場合は、アクセルの働きをする遺伝子が働き、成熟期になるとアクセル遺伝子の働きはブレーキ遺伝子によって制御されるため、細胞増殖はストップして成熟し、やがて細胞死を迎えることで、細胞は正常なサイクルを保ちます。

このブレーキ遺伝子が何らかの原因で壊れてしまうと、細胞増殖が止まらず、さらに細胞は死ななくなり、がん細胞になります。
ブレーキ遺伝子が壊れる原因としては、ウイルス感染、放射線、たばこ、日光(紫外線)などいろいろなものがあります。
ウイルス感染の場合は、ブレーキ遺伝子の中にウイルスが入り込んで、ブレーキ遺伝子を壊してしまいます。たばこの刺激もブレーキ遺伝子を壊すことが分かっています。

例えば、皮膚が日光に当たると日焼けしますが、日焼けすると皮膚の細胞のDNAは紫外線によりズタズタに切れてしまいます。健康な人が日焼けしても「がん」にならないのは、体内にDNAを修復する酵素があるからです。その修復酵素が、切れてしまったDNAをつないでくれるので、「がん」にならずにすんでいます。

ところが、色素性乾皮症という病気の人は、生まれつきこの修復酵素を持っていません。この病気はDNAを修復できないのでブレーキ遺伝子が働かず、皮膚に日光が当たっただけで「がん」ができてしまいます。

このように、頻度は低いながら、いろいろな原因でブレーキ遺伝子が壊れることで、正常人でも「がん細胞」は常に体内にできているといっても間違いではありません。

<中略>

壊れたブレーキ遺伝子は親から子へ遺伝します。
ただしブレーキ遺伝子は父と母から来るわけですから2個あり、片方が壊れているだけでは、壊れていない方の遺伝子がカバーしてくれるため「がん」にはなりません。

もちろん2つあるブレーキ遺伝子の両方とも壊れていない人はがんにかかる確率は低く、ブレーキ遺伝子が両方とも壊れている人はがんにかかる確率が高くなります。

見えてきたがんを治す免疫 谷口克 著 より引用


after311の世の中は、次の世代に壊れたブレーキ遺伝子を受け渡してしまう確率が高くなったと言う事になります。

ウイルス感染や化学物質、ストレスの影響だけでも、免疫力は落ち、日本人の死亡原因の第一が「がん」となっています。そして今度はそこに放射線の影響が上乗せされることになったのです。

なぜなら2011年3月の原発事故時に関東・東北にいた人は相当量の初期被ばくをしています。

そしてその後はセシウムをはじめとする残留放射線の影響が少なからず「内部被ばく」という脅威として遺伝子を付け狙っている、そんな世の中になってしまいました。

影響には個人差があります。


影響が発現する人もいれば、そうでない人もいるでしょう。

でも、これから次世代に種を受け渡すことになる人たちは、壊れたブレーキ遺伝子を受け渡す可能性を出来るだけ少なくする努力をする必要があります。

そこに気付かずに生活を続けていると、もしかしたらチェルノブイリに見られたような事態が日本でもおきるかもしれません。




<勉強会のお知らせ>

放射線の影響については、なぜか男性よりも女性の方が敏感なようです。
でも、今日の記事のように、次世代に受け渡す遺伝子はお互いに半分ずつなんですね。
だから男性、特にお父さん世代は放射線についての情報をたくさん仕入れて、家族のリスク管理をしないといけない状況なんです。
その事に気付いて欲しいという六花さんと内部被ばくを考える市民研究会の共催で勉強会が開かれます。
ぜひお父さん世代に参加して欲しい!


『お父さんのための放射能教室』
内部被ばくを考える市民研究会・六花 共同主催

日時:12月8日
場所:下落合コミュニティセンター 第2集会室
(JR京浜東北線 与野駅西口下車徒歩3分)
時間:18時~20時
川根先生ブログ



▼この記事で紹介した書籍はAmazonで購入できます!

 

▼免疫力に関連した記事

子ども達の好中球減少症は初期被ばくの影響か?末梢血液像の検査から
どうも!Marcoです。 先日、内部被ばくを考える市民研究会の川根眞也先生から次のようなメンションを貰いました。 今現在も僕...

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

SNSのシェアはこちらから!

ブログの更新情報をチェックしてね

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。