【ガン無視?】誰も相手にしてくれないセシウム137のベータ線

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【ガン無視?】誰も相手にしてくれないセシウム137のベータ線どうも!Marcoです。
原発事故後、あなたが一番欲しかったものはなんだったでしょう?


「そこまで必要ないんじゃない?」

「いや、このままじゃ子どもたちを守れない!」


などと会話した家庭もあるのではないかと思います。

当時、ガイガーカウンターやシンチレーションカウンターを求めて、夜な夜なネットをさまよったという、今となってはホロ苦い思い出が多くの人に、あるかもしれません。


そんな僕の現在の愛機は、度々このブログに登場する

「GammaRAE Ⅱ R」

専用のイスの上で黙々と仕事をする
GammaRAEⅡR




「高感度ヨウ化セシウム(CsI)シンチレータとエネルギー保証PINダイオードにより、放射線の脅威に対して迅速に反応(2秒未満)します。」


と説明書には書いてあります。

実際歩きながらでも、歩道植え込みのマイクロスポットなどを発見してくれるため、都会の汚染状況がより素早く把握できる、頼もしい相棒です。

この測定器で測れるのはガンマ線のみなんですが、セシウムという物質はベータ線を放出しているそうなんです。
一体どういうことなのでしょう?

このエントリーでは、今では身近な存在となってしまったセシウムの崩壊について見ていきます。


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でもガンマ線だけでしょ?


ホットスポット発見器として活躍するGammaRAE Ⅱ Rですが、拾っているのはガンマ線だけなんですよね。

今、環境中に巻き散らかされた放射性物質からは、すでに皆さんがご存知のように、

ガンマ線

ベータ線

アルファ線

といった種類の放射線となります。

ガイガーカウンターの中にはベータ線やアルファ線を拾える機種もあるようですが、飛距離の短いこれらの放射線は、参考程度の値として見る事になります。

それから多くの市町村や民間測定所で食品や土壌の検査に使っている放射線測定器ですが、これらも測っているのはガンマ線のみになります。

つまり、遠くまで飛んでくるガンマ線は、なんとか測定器で捉える事ができるのです。



さいたまラボさんのAT1320A(NaIシンチレーション検出器)




逆に言うと、遠くまで飛ばないベータ線やアルファ線は簡単に測定することができないため、あえて無視している・・・という状況です。



セシウム137崩壊への疑惑


放射性物質の漏出事故が起きる前に「ベクレル」とか「シーベルト」という単位を知っている人がどれだけいたでしょうか?

恥ずかしい事に体育会系出身の僕は知りませんでした。


おさらいまでに、なんとか勉強しようと今まで買った事もなかった「Newton ニュートン 2011年7月号」からベクレルについて書いてある記事を引用します。

放射性物質の原子核は不安定な状態にあり、放射線を出して、別の原子核か、同じ原子核のより安定な状態にかわる。この変化を「放射性崩壊」という。1秒間に1回崩壊することを1「ベクレル」という単位であらわす。どんな放射線を出すかは、放射性物質の種類により決まっている。

「Newton ニュートン 2011年7月号」より引用


この放射性物質が1秒間に1発の放射線を発射すると1ベクレルと数えるということ。

どの線(ガンマ線、ベータ線、アルファ線)であっても数え方は同じなようです。



ここで疑問が生じました。



これからの主役は、半減期30年のセシウム137です。
僕たちは生涯にわたってコイツと付き合って行かなくてはならない状況となってしまいました。

なので、セシウム137について、よく知っておく必要があるのですが、よく言われているのが、


「セシウム137は崩壊する時にベータ線とガンマ線を出す」


ということ。



あれ?でもほどんどの測定器で測っているのは、ガンマ線だけだよね?
ベータ線はどこに行っちゃったの?



困ったときのWikipediaです。

Wikipediaより引用


 30.1年の半減期を持ち[2]ベータ崩壊によりバリウム137準安定同位体、すなわちバリウム137m (137mBa, Ba-137m) になる (95 %の崩壊がこの同位体を作り、残りの5 %が基底状態の同位体を作る)。バリウム137mの半減期は約2.55分で、これはすべて核異性体転移によるものである。1 gのセシウム137の放射能の量は 3.215 TBq である。

Wikipediaより引用




どうやら、測定器はセシウム137から出るガンマ線を測っていたのではなく、半減期2.55分のバリウム137mが出すガンマ線を測って

「セシウム137 xxxxベクレル/kg」

と換算しているようです。


外部被ばくに関しては、線源となる汚染から離れれば離れただけ、距離に比例してリスクも低くなっていきます。
つまり外部被ばくに関してだけ言うと、セシウム137のベータ線については、ほとんど無視してもいいレベルだと言えます。


で、内部被ばくは?


外部被ばくの場合は、ガンマ線だけの測定でベータ線はあまり厳密に考慮しなくてもいいと思うのですが、身体の中に入ってくる食品の測定、つまり「内部被ばく」についてはどうなのでしょう?


ガンマ線であってもベータ線であっても、1回の崩壊で1ベクレルとカウントすることはニュートンで学びました。

セシウム137は、ガンマ崩壊する前にベータ崩壊をしています。
ということは・・・


ベータ線で 1ベクレル

ガンマ線で 1ベクレル


合計 2ベクレル



あれ?倍になってるじゃん?


「内部被ばく」ってそういうことなの?



先日、このブログでも紹介した記事
【西尾正道氏講演】必見!西尾マジックに見る恐るべきセシウムの実力
世の中には色々なお医者さんがいるようです。 原発事故以降、放射能については医療現場で頻繁に放射線治療が行なわれている事から、現在環境中に低...

この動画の中で、北海道がんセンターの西尾正道さんが、この事を説明していました。 (1:06あたり)


「内部被ばくは、10ベクレル身体の中にあったら、実際は20ベクレル被ばくしている。誰も言わないこんなこと、知らないから・・・」




このことを意識している人がどれだけいるでしょうか?



国や行政が安全だという100ベクレルの食品も、身体の中に入れば200ベクレルの放射線を発射していることになります。

さらに言うとベータ線の方がDNAを破壊する力は強いそうです。


この件については、もう少し時間のある時に調べてみたいと思います。

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