本当の復興支援とは?非汚染地域を守り汚染のない食べ物を被災地へ

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本当の復興支援とは?非汚染地域を守り汚染のない食べ物を被災地へ15341198119_3068963bce どうも!Marcoです。
放射性物質による牛肉の汚染が発覚した時に、当初は福島の限られた地域で飼育された、ごく一部の牛が問題なのだろうと思っていました。

しかしその後、汚染された牛は全国各地で見つかることとなり、改めて汚染の拡大を阻止することがいかに難しいことかと思い知らされたのは記憶に新しいのではないでしょうか。

このエントリーでは、非汚染地域にいかに汚染された食品や瓦礫を持ち込まないことが大事なことか、考えてみます。

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先行のチェルノブイリの場合

僕はジャーナリスト広河隆一さんの書いたのチェルノブイリに関する本を、2007年の柏崎刈羽原発の事故の時に読んでいました。
ですので「そういえば…」と思い出し、今回の福島第一原発事故のあと、再度読み返してみました。

そこには、3.11以降に日本がたどった道と同じことが書いてありました。
この本を読むことは、これからの日本がどうなっていくのかを知るヒントとなります。

非汚染地域でも体内被曝

ナロヂチ地区のフリスチノフカ村にとどまっていた人に聞くと、
「小麦を植えるのはいやだね。ほかの地域の人々まで汚染したくないからね」
と言った。彼は自分の食べる物だけを、汚染地で栽培していたのである。

しかし汚染地の体内被爆量と、非汚染地のそれとの間には、大した差がないことを人々が知った時、この問題からは、どこにいても逃れようがないことを感じただろう。

汚染地と非汚染地の子どもの体内セシウム量が、ほどんど同じだったという結果が出たことについて、ミンスクにあるチェルノブイリ省のプリヤークに尋ねた。彼は役人らしく次のように答えた。

「ゴメリの土壌の汚染は、ミンスクの10倍です。でも人体内に蓄積されたセシウムの量は大体同じです。汚染された肉が事故から4年の間、生産され続けました。86年の時点では、この肉は廃棄されずに機械的に混ぜ合わされていました。穀物も大量に産出されますが、汚染されているので食用にも肥料にも使うことができません。でもそれらを破棄できるかどうかは、すべて私たちの財政状態にかかっています。お金があれば、たくさん食糧が廃棄できるのです」
つまりすべては、経済の問題というわけだ。

広河隆一 著 「暴走する原発」より


日本の場合

福島県いわき市内2011年6月13日、大場あい撮影(毎日新聞より転載)

福島県いわき市内2011年6月13日、大場あい撮影(毎日新聞より転載)



細野原発担当大臣は放射能汚染された瓦礫の処分について、
「最終処分は福島県外で。」
という発言をしています。

果たしてその決断を各自治体の住民が受け入れるでしょうか。
被災地の苦しみを日本の全員が受け止めるというのは分かりますが、汚染していない場所、もしくは汚染が軽度の場所にあえて放射性物質を運び込み、汚染のリスクを高めるという考えはどこからでてくるのか理解に苦しみます。


今は汚染を閉じ込め、非汚染地帯を守り、安全な食物を子供たちや妊婦さんに提供していかなければいけない時です。


そのためには汚染されていない「きれいな土地」「安心・安全な食べ物」を作り、少しでも体内被曝量が軽減できるように貢献することが真の復興支援ではないでしょうか。



しかし政府のやっている、戦時中を思わせる精神主義的な対応には憤りを感じてしまいます。
今は1億2000万人が総被ばくをしている場合ではないのです。


これ以上全国に汚染が拡大しないように、食品や瓦礫の拡散を防ぐよう各自治体などへ要望を伝えて行きましょう。

一人ひとりの行動が復興につながります。

何も言わなければ放射能はどんどんあなたの元へ押し寄せてきます。

photo credit: Roast Beef King Henry VIII Cut, House of Prime Rib, San Francisco via photopin (license)

※このエントリーは2015年5月17日に加筆・修正しました。

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